元エホバの証人二世ルデアの傷跡ブログ

新興宗教カルト宗教の二世が立ち直った方法

『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』(エホバの証人の漫画)という話を読んで

 

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話 (ヤングマガジンコミックス)

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話 (ヤングマガジンコミックス)

 

 

を Kindle版で買って読んでみたのだが、どうやら僕には合わなかったようだ。

というのも、あまりにも程度が軽い(深度がない)上、これを商用にするために編集者が改変していったのではないか、という感が否めない

 

本当のエホバの証人の二世はこんな程度での辛さではなく、他と一緒ではない辛さを経験している。叩かれる物理攻撃はなんとか耐えられるが、他者との同一性が保てない辛さの表現が稚拙な気もしたが、これも編集者の理解を超えた存在だったがゆえに作者がうまく表現しきれなかったのだろう、と判断した。

ただ、この漫画はある一定のカタルシスは得られるが根本的解決を促すためのヒントも無ければ、男性視点からの解決策すなわち論理的な見解は欠如している。

全ては感情論で語っているにしか過ぎない。

感情は論理を凌駕することが出来ない。だが、この作者が女性であるがゆえにその視点を持てなかったのは仕方ないのだろう、と思うとそれらの視点を持った作品に仕上げてほしかったのが少し悔やまれる(言うまでもないが女性でも論理的かつ感情をも加味した表現方法を持ち合わせている方もいる)。

 

ただ、できればこの手の本は Kindle Unlimited(もしくは amazon Premire)という手段で公開して欲しい気もしている。

なぜなら、Kindle Unlimited であればいわゆる「この世」の書籍を読み漁るための手段を講じる手段にもなる上、(元)エホバの証人二世の歪んだ認知を正す救済手段にもなる。それなのになぜ、作者はそれをしなかったのか不思議でならないのが個人的な見解ではある。

 

だが、この作品を書き起こすのに作者は色々と辛かった過去を思い出して、そしてある程度「荒れた」であろうことは容易に想像がつく。でも、そういった行動を文章だけでなく漫画という表現で訴えたことは評価したい。

しかし、それだけで終わらせること無く、もっとインターネットという場を利用して、現在元エホバの証人二世として経験した人を救済するための活動を頑張って欲しい。

この漫画だけで終わらせるのなら商用として「過去を利用したビジネス」で終わってしまうから、是非とも今(現在)でも苦しんでいる人を救済するための助言者としての立場に立って本当の奉仕活動をして欲しい、と切に願っている。

 

gendai.ismedia.jp

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