元エホバの証人の孤独〜友達は必要か〜
エホバの証人を辞めた際に友達と言える兄弟姉妹たちがいたかもしれないが、辞めると同時に失うことになった人は多いだろう。それ故に孤独を味わう結果になるのだが、果たして孤独は悪い事かどうかについて以前明記した。
結論からすると、孤独は決して悪いことではないが、孤独であるがゆえに独善的になる必要はない。故に自己を客観視するために多読は必要なのであるが、それが出来ない人はメンターと言える人がいると好ましいかもしれない。しかし、日本ではそのメンターというシステムはあまりないのはご存知の通りだと思うが、くじけることなく探し続ければ見つかるかもしれない(僕はそういった存在はあえて探さなかったが)。
では、メンターまでいかなくとも、「友達」は必要なのだろうか。以下のページにいろいろな見解が書かれていて非常に興味深く読んでみた。
個人的には「夢」について興味深く感じたが(エネルゲイア的生き方)、友達については、自分に没頭できる趣味や目標的なものがあれば確かにいらないな、と言う気もしてきた。タモリさんも誰かが言う知り合いという人は多いだろうが、つるんでなければ自我が保てない弱い人間である必要はない。「友達」がいるから孤独が怖く感じるのだろう、いわゆるアル中と同じようなものだ。
アルコールも適度なら問題ないが、過度のアルコールと同じように過度の友達依存は自己不在を促す。自分がないことに愕然としたタモリさんのように、独りを楽しめるために夢ではなく適度な目標を目指していればいいのかもしれない。
- 作者: V.E.フランクル,山田邦男,松田美佳
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 1993/12/25
- メディア: 単行本
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