エホバの証人二世 ルデア の傷跡ブログ

新興宗教カルト宗教の二世が立ち直った方法

この世の本を読む(多読する)

エホバの証人の頃に禁止されていた他宗教の本や哲学や心理学、自己啓発の本などをたくさん読んでみよう。なんだったら科学に関する本(例えば進化論の本などはとてもおもしろい)など、エホバの証人として禁止された理由を考えながら読むのもいいけど、本当はいろんな物事の見方を培うために心を空っぽにして読んでいくほうが感動は大きいと思う。

 

ことに心理学に関してはエホバの証人の間では強く禁止されていただけあって、この世の真実的なものが書かれていると僕は勝手に解釈した。心理学でモテる方法も勉強できるし、対人関係についてもある一定の距離から見ることができる(俯瞰できる)能力も身に付くし、何よりも自分の本当の心理を知ることができるから。

自分は何者かについて悩むことがあるかもしれないし、生き甲斐がエホバだった場合、その生き甲斐が失くなってしまった現状についての自分の心理を客観的に見るのに心理学は効果てきめんだと思う。エホバの証人をやめてしまった自分がしたいことや目標などを失った状態であるが故に(自己不在な状態が長かったが故に)、ことさら心理学は自分のことがある程度分かるようになる学問であると思う。

 

僕は当初、エホバの証人を辞めた時に脳科学についていろいろと調べてみたが、これは機能的なものばかり書かれているだけで、そのハードのソフトウェア部分についてはあまり書かれていなかった。A をすることで脳の中の A' が活性化し……こういった情報よりも、本当は効果的な学問が欲しかったので、次に自己啓発の本を読み漁った。ただ、これについても十人十色あり、これといった決定打とはならなかった(中にはヒット級のものやホームラン的なものもあったが、それはごく一部だけだった)。次に読み漁ったものは心理学の本で、フロイト、ユング、アドラーのいろんな本を読み漁ることにしたが、ユングのスピリチュアリズムに関しては、もうかんべんして欲しいと思った。だが、フロイト及びアドラーに関しては多くの人に対して影響を及ぼしただけあって、すごく引き込まれるものがあった。アドラーに影響を受けたエーリッヒ・フロムやカレン・ホーナイ、さらには日本の心理学者である加藤諦三氏の本に関しては深く感銘を受けた。これらの本を読むことによって、こんなことを思っているのは自分一人じゃないんだ、といったことや、そんな辛いことがあってもくじける必要なんてないんだ、ということも学んだ。斎藤茂太氏の本も心が軽くなるの人もいると思う。そういった心理学の本を読むことにより、自分の本来の姿や悩みといったものが実際に手に取るように分かるようになった時、僕はすごく救われた。辛かったことは自分のせいじゃないことを心理学から強く教わった。

 

残念ながら、絶版になってしまった心理学の本もあり、その本の中身に自分の知りたいことがあったのに、と悔しく思う必要はない。Amazonでは絶版になってしまった本を取り寄せてくれるセドラー(背取りをしてくれる人)が数多く、例えばカレン・ホーナイの本についてはほとんど絶版だが購入することができることもある。

 

しかし、それらの本を読むにあたり、手持ちのお金が足りなくなることもあるだろうから、そういった時は図書館に行くといいかもしれない。そこで役立つのが その本、図書館にあります。 - Chrome ウェブストア というプラグインだ。

これは Amazon で読みたい本を近くの図書館にあるかどうか確認してくれるもので、貸し出し状況等も確認することが可能だ。このプラグインさえあれば、本を買う必要もないような気分にもなる。

 

 

また、書籍として購入するよりも Kindle として本を買ったほうが安いこともある。Kindle なら普通の書籍と較べて安くで手に入り、さらに持ち運びも楽だ。Kindle はスマートフォンなどでも閲覧は可能なので、まだインストールしていないならばインストールされることを強くお勧めする。さらに、Amazon Prime であれば一ヶ月に一冊、指定の本がタダで読むことができる。3,900円/年(2016年5月24日現在)と少し高く感じるかもしれないが、2,000円の本などが一ヶ月に一回読めるなら割安感はとてもある。

 

このようにインターネットのある現在では、いくらでも情報が手に入る便利な世の中になっている。それを使わないでいるのは宝の持ち腐れとしか形容のしようがない。

多読することで自分の視野は広がり、そして心の傷も埋めてくれる。もちろん全ての本が善ではないが、選り抜きの本が見つかった時の喜びは計り知れない。そういった体験をしてきた僕だけど、まだその体験を繰り返したいので、今でも大量の本を買っては読んで、自己研鑚しているつもりではいる。 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

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