元エホバの証人二世ルデアの遺言

元エホバの証人二世の行動および状態に対するその態度と心理のブログ

元エホバの証人〜とりあえず生きる〜

生きることに生真面目になる必要はない。もっと適当に生きていってもいい。そもそもその生真面目さを必要としていたのはエホバの証人時代の自分だったのではないだろうか。僕はもう糞真面目に生きることはやめている。もちろん法律に則った生き方はしているが、糞真面目になって自分を苦しめることを辞めた、と言ったほうが正確かもしれない。真面目に生きることに対して否定はしないが、あまりにも堅苦しい生き方を自分に課すほど自分の存在は果たしてそんなに貴重だろうか。確かに個としては貴重かもしれないが、この長い人生から考えて「今」という瞬間以上に「未来」は大したものではないのか。そういったことも考えれば自ずと答えが出てくる。「今」も確かに大切だが、「未来」は時間的に見ればもっと長いものではないか。そんな貴重な時を自らの手で止めるのはあまりにもおこがましい。

生きている理由なんてヴィクトール・フランクル氏の言うように自分たちで考えるべき課題であって他人に委ねるようなものじゃない。

でも僕たちは答えを尚早に出したところでそれが正解だと言えるとはいえない。もっと生きてから考えても遅くはない。精一杯生きろとは言わないが、とりあえず生きることだけは考えても損はないのではないだろうか。